中体連|加盟各校 顧問教諭殿

 拝啓 皆様におかれましては益々ご健勝のことと存じます。
 日頃から専門部の活動にご理解・ご協力頂きありがとうございます。中学校での教育活動が変化していく昨今の状況において、「サッカー」に親しみプレーをしようとする生徒たちのために、ご指導頂いていることに感謝申し上げます。
 当専門部では、大会の企画・運営だけでなく、より多くの生徒に「サッカー」に関わり、サッカーというスポーツの理解を深め、プレーの質や幅を広げる機会を持てるようにするために、実技講習会やルール講習会などを企画運営しております。
 以前は、当専門部の情報をハンドブックという形で配布しておりましたが、大会情報や諸活動の情報をタイムリーに皆さんに伝えるにはWEBサイトを利用することが必要だと判断し、平成20年度より(公財)東京都サッカー協会三種委員会の支援を受けて、本ホームページを立ち上げ運用しております。
 本ホームページでは、大会情報や講習会情報をリアルタイムでお伝えするだけでなく、当専門部の活動に参加して頂く上で共通理解をもって頂く内容やお願い事項を掲載しております。
 各校顧問の皆様だけでなく、当専門部の活動に関わる皆さまには、本ホームページに記載されている内容を熟読して頂き、当専門部の活動がスムーズに進むようご協力をお願いします。また諸手続き(期限厳守)や各学校での指導(生徒との確認)をよろしくお願い申し上げます。

東京都中学校体育連盟サッカ-部

1. 加盟および大会参加について

○加盟について

1.
加盟を希望する各中学校は、年度毎に他種目と共に、各地区責任理事を通じ、東京都中学校体育連盟に加盟の届け出をする。(中学校単位で、東京都中学校体育連盟に加盟する種目を届ける)
2.
各中学校は、学校所在地、電話番号、顧問名、部員数を各地区専門委員(サッカー専門委員)に4月中に報告する。(大会の案内などが送付できないことがありますので注意して下さい)

○大会参加について

1.
加盟した各中学校は、その旨を各地区専門委員に連絡し(上記の2)、専門委員の指示に従って大会に参加できる。
2.
大会参加の申込みをするときは、本ホームページにUPしてある「大会参加申込書」と「選手登録用紙」をダウンロードし、記入したもの(校印が捺印されているもの)と大会参加費を添え、そのつど申し込むこと。

2. 傷害予防と安全対策についての注意

 当専門部では、加盟校の増加やリーグ戦の導入などにより試合数が増加していることを踏まえ、試合だけでなく、練習中の傷害防止について一層の努力をしなければならないと認識しています。
 傷害防止のために各校においても、次の内容を部員と確認し、障害予防に努めてとともに、安全対策を講じて下さい。

(1)
次の行為は危険であったり、マナーに反した行為であり、サッカーをする仲間を傷つける行為である。練習時からこのような行為をしないよう指導者が指導をして下さい。
ジャンプ、セ-ブなどをして足が地面から離れているゴ-ルキ-パ-にチャ-ジするのは危険である。
ゴ-ルキ-パ-が地上のボ-ルを押さえたときや、キャッチしようとする寸前のボ-ルを蹴ることはできない(危険なプレ-)。
ヘディングで競り合うときは、ボ-ルを見ないでジャンプすることは非常に危険である。
浮球の競り合いの際、低いボ-ルを頭を下げて処理しようとすることは危険である。その反対に相手の頭から胸位の高さの場合に、足を上げて処理しようとすることも危険である。
チャ-ジする場合、相手がプレ-した直後に遅れて(タイミングが遅れて)チャ-ジすると危険である。試合中しばしば見受けられる行為であるが、非常に危険な行為であることを認識すること。
選手の言動によって、サッカーの仲間を傷つけることが多々あることに注意を払うこと。また審判員に対しての言動も、サッカーの仲間を傷つけることになることに認識すること。
選手だけでなく、指導者・卒業生・保護者などの練習中や応援の言動がサッカーの仲間を傷つけることが多いことに注意は払って下さい。選手がまわりの言動によって、粗暴なプレーをするようになることを認識し、指導者・卒業生・保護者も、試合の相手チームの選手・指導者・保護者や審判員をサッカーの仲間として尊重すること。
スパイクシュ-ズのスタッドや釘など競技規則に違反するものや、危険を及ぼすものを身につけないこと。(例えば、金属製の小物のついたゴ-ルキ-パ-のトレーニングタイツや帽子など)
級スライディングタックルや転倒した場合、手先が後の方を向いた状態でつくと、手首の捻挫・尺骨・とう骨などの骨折をまねくことがある。練習のときから、手先を前に向けるよう心がけること。
(2)
安全対策について
参加する選手は、日頃より健康管理に充分に留意する。
競技中の事故、災害等の応急処置を主催者側で行なう。
競技中以外の事故、災害等については、通常の教育活動に準ずる。
大会に参加する学校の選手は、学校長の責任のもとに顧問教諭などにより引率され、大会参加に対して責任を負うものとする。
(3)
チームの指導をされている先生方・指導者の方へ

チームの練習などの指導や大会運営をしていく上で、次の点をもう一度確認して選手の安全確保に努めてください。

落雷からの安全確保

  • 指針
  • 資料

熱中症・熱射病の予防

  • 選手
  • 審判
  • 詳細はこちら

インフルエンザ発症時の対応

  • 詳細はこちら

3. 試合会場での注意事項とマナ-について

(1)
組み合わせと日程について、加盟校の増加とは逆に試合会場の確保に苦慮しています。そのため、試合日程の編成上、各学校の行事などについては考慮することができない現状ですのでご承知おきください。
(2)
会場での注意事項とマナ-について
会場校の校具、施設の破損や盗難が見受けられます。校舎内には立ち入らないようにすること。
バケツ、コップ等、その他の用器具の貸し出しはしません。
更衣は定められた場所で行って、後始末を必ず行ない、ゴミは持ち帰ること。
水飲み場、足洗場等についても後始末を忘れずに行なうこと。
最終試合の両チ-ムは、グランド整備を必ず行なうこと。
貴重品は特に注意し、チ-ムごとにしっかり保管するか、本部に預けること。
会場へは、第1試合の開始時刻の1時間以上前に行かないこと。
会場に到着したら、代表者は必ず会場責任者に申し出て指示を受けること。帰る際も同様、帰る旨責任者に連絡すること。
(3)
父母やOBが応援のため、自家用車で会場に来ることは厳禁です。会場校周辺で違法駐車により会場校に迷惑をかけることも厳禁です。また、会場校敷地内での喫煙は原則として禁止です。会場校敷地周辺にもタバコの吸いがを捨てることも禁止です。